国語教育科学研究会
             (機能的国語教育の実践・研究)
     更新情報 2019年 8月 1日  国語教育科学 平成31年 8月号をUpしました。
     更新情報 2019年 7月 3日  国語教育科学 平成31年 7月号をUpしました。
     更新情報 2019年 6月 5日  国語教育科学 平成31年 6月号をUpしました。
                        第11回国語教室資料

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ひろば 機関紙 国語教育科学 国語情報    書庫 中沢政雄の歩み 管理者

                    中沢政雄著作集へのリンク

               
国語教育科学研究会(略称 国科研)   


・プロローグ
  どの子にも話す 聞く 書く 読む、確かな言葉の力を育てたいと願いながら毎日の国語の授業に苦闘している
 国語教師の皆さん 国語教育科学研究会はここに50余年の研究の成果を惜しみなく皆さんにお届けします。

1 創立
  昭和36年1月28日、旧東京都教育研究所で創立総会を開き当時、東京都教育庁の指導主事であった中沢政雄
 先生を主宰にいただき研究会がスタートした。

2 理念

  本会の研究は「機能的国語教育」が根幹になっている。機能的国語教育は、言語機能観の立場に立ち国語教育の
 働きを、人間形成と能力形成を一体的に考え、次の四つを指導の基本原理としている。

 (1)価値の原理
   国語科の学習を通して人間形成にどう寄与していくか明らかにする。
 (2)機能の原理
   ことばの機能で国語科の目標、内容、方法を明らかにする。
 (3)生産の原理
   すべての学習活動はことばの機能に応じて価値の生産活動ととらえる。
 (4)主体の原理
   価値の生産は他から押しつけられるべきものではなく児童の内的な主体的な行為と考える。

3 業績
 (1)創立以来今日まで毎月1回〜2回 土曜日を研究日として機能的国語教育理論と実験授業を通して指導法を
   研究している。
 (2)また夏季には2泊3日の合宿研究会 また昭和52年から30数回にわたって「公開国語教育科学研究大会」
   を開いた。最近では毎年秋に1年間の研究・実験の成果をまとめて「国語教室」を開催して公開している。
 (3)研究実践の結果は、計画、実践、評価、が科学的に検討されて、本会の機関紙「国語教育科学」に収録、
   一般に公開されている。この機関紙は本会の研究成果の宝庫ともいえる存在になっている。
 (4)機能的国語教育研究のための国科研著作図書
   ・基本図書・「機能的国語教育―理論とその展開―」・・・・・(1962年 明治図書)
        ・「国語教育近代化の理論と実践」・・・・・・・・(1966年 三省堂)
   ・参考図書・「機能的作文指導」・・・・・・・・・・・・・・(1963年 明治図書)
        ・「入門期の国語指導」・・・・・・・・・・・・・(1965年 明治図書)
        ・「国語科の発問」・・・・・・・・・・・・・・・(1966年 明治図書)
        ・「読解能力の科学的養成法」・・・・・・・・・・(1968年 明治図書)
        ・「実践国語科教育工学入門」・・・・・・・・・・(1975年 明治図書)
        ・「国語科読解の学習技術」・・・・・・・・・・・(1975年 明治図書)
        ・「小学校基本的文法事項の指導」・・・・・・・・(1980年 明治図書)
        ・「新国語科のよい授業モデル」・・・・・・・・・(1980年 明治図書)
        ・「完全習得をめざす読解指導の展開」・・・・・・(1982年 国語教育科学研究所=以下
                                               国教研)
        ・「完全習得をめざす作文指導の展開」・・・・・・(1984年 国教研)
        ・「国語科の完全習得学習」・・・・・・・・・・・(1985年 明治図書)
        ・「国語科課題学習の実践」・・・・・・・・・・・(1986年 国教研)
        ・「個人差能力差に応じた読解学習の展開」・・・・(1987年 国教研)
        ・「国語科読解の学習法別グループ学習」・・・・・(1989年 国教研)
        ・「個人差能力差に応じた読解指導の理論と実践」・(1990年 国科研)
        ・「言語情報の読解指導―その理論と実践―」・・・(1991年 国教研)
        ・「情報創造の作文指導―その理論と実践―」・・・(1992年 国教研)
        ・「童話・物語のプロットと表現―その文学的考察―」(1993年 国教研)
        ・「新しい能力観に立つ読解・作文の新評価法」・・(1994年 国教研)
        ・「ティームティーチングによる個を生かす読解学習
           の指導―その歴史・理論・実践―」・・・・・(1995年 国教研)
        ・「情報ネットワーク社会に生きる子供を育てる
           構造的音声言語教育の実践」・・・・・・・・(2002年 国教研)

  会創立以来一貫して本会が目指したものは「人間性を開発伸長する機能的国語教育の建設」であり「いつでもど
 こでも だれでもできる国語科指導法の普遍化、一般化」であった。ここにあげた図書資料はその建設の過程や明
 らかにされた研究実践の内容が詳細にまとめられ、今なお国語教育を先導する先見性を失わない。しかしすべて絶
 版になっており入手は不可能であるが、本会の古くからの会員は全巻大切に保管しており、必要な方は本会事務局
 にご相談いただきたい。

         令和元年度 国語教育科学研究会 研究計画                

1 研究主題 

(1) 研究主題

「情報の読解と創造」

〜「主体的・対話的で深い学び」の実現を図る国語科学習〜

(2) 主題設定の理由

   人間性の伸長と開発を目指すために、言語の機能に着目した学習指導を行い、言葉の力を伸ばし、思考力、想像力、伝達力を豊かにし、知性、感性、社会性という人間性を育てるという考えをもって研究していく。この本会の考え方は、新学習指導要領の前文及び国語科の目標において明らかになったように、日本の教育の法の体系の沿った考え方であるとともに、機能的国語教育の考え方である。

新学習指導要領の考え方にしたがって、「読むこと」「書くこと」の学習指導の中で、主体的・対話的で深い学びの実現を図りながら、情報の受容と発信という視点をもって、研究授業を重ねてきたところである。さらに研究を進めていきたい。

また、国語教育科学研究会では、従前より、情報にかかわる学習について、情報事項・情報構造・情報意図の認識という視点で、情報の受容と発信について研究してきた経過があるが、今年度は、「情報の読解と創造」と研究主題を設定し、これまでの本会の研究を整理し発展的に研究を進めていきたい。研究に当たっては、情報事項の整理(体制化)、情報意図と情報事項の再構成・構造変換、情報の構造や表現法などに視点を当てていきたい。

(3) 研究・実践への態度について 

研究実践に当たっては、話すこと・聞くこと、書くこと、読むことの学習指導を通して、「主体的・対話的で深い学び」の実現を図る国語科学習を追求していく過程を大事にしていきたい。同時に、今回新たに学習指導要領に示された事項である「情報の扱い」をどのように授業に具現化していくべきか、「国語教室」等で示していきたい。

今後とも、授業者は、自分自身の課題状況をよく整理して、研究課題を明確にして取り組んでいくことが重要である。

 

2 研究組織と運営

(1) 組織

名誉顧問    岸 源三先生 

会 長     篠原 敦子 

副会長     

研究推進委員長 

副委員長    

研究推進委員  

研究アドバイザー 

庶 務      

会 計      

HP担当      

 

(2) 運営について

<基本理念>  機能的国語教育の理論と実践について研究と普及に努める。

<活動の方針> 次のような会を原則第三土曜日の午後に計画的に開いていく。

@ 授業研究・研究協議会

○豊かな人間性の伸長と開発のための機能的国語教育の進展のため、国語科授業を構成する全てを対象にして研究を深め、授業の質の総合的な向上を目指す。

A 基礎講座

○基礎講座を読み機能的国語科の学習を進める。また、国語教育にかかわる情報を交換し合い、今後の国語教育の進展について話し合う。

B 国語教室

○実践報告の形式で本会の理論とその展開のあり方を発表し、内外の意見を聞き研究の深化を図る。(教科書会社のHP、会のHP,郵送等で知らせる)

○会員相互の共通の理解を深めるとともに研究内容を整理する。

C 研究紀要の発行

○一年間の研究成果をまとめ「国語教育科学」として発行する。

 

(3) その他

@運営費については、会員及び誌友共に年間2千円を徴収し連絡費等に当てる。

A会報を毎月発刊する。(案内も載せる。会員、誌友、支援者等に送る)

*会報は郵送を使用する。A4の紀要や資料集は、御田小からメール便を使う。

*郵便代金の高騰に備えて、会員には会報と会次第はパソコンメールを使う。

B外部にも会の開催について知らせる。会員外の参加も促進する。

CHPに会の動きや国語教室の案内を掲載する。(個人情報や人権に注意する)

 

 (5) 事務局  港区立御田小学校 指導教諭 油 史枝

108-0073港区三田41138 03-34513997 Fax03-3451-3994

 

3 研究の進め方

○授業者が複数いるので計画的に行う。

○授業者以外の会員は、指導案の校正やデータの整理や分析など支援していく。

○学習指導案はメールで会員全員に配信し、コメントをもらい更新していく。

 検討用指導案、当日用指導案、改善指導案とファイル名を付ける

○指導案や運営の記録やデータを保存し活用できるようにしていく。

○研究推進委員に研究授業以外に負担をかけないようにする。

○係は複数で行い、データを共有する。マニュアルを残し交替できるようにする。

 



・エピローグ
  以上が国語教育科学研究会の概要であるが、本会は創立以来中沢政雄先生のご指導のもと、一貫
 して「機能的国語教育」の研究を志す純粋な研究集団である。そしていつのまにか自然発生的に会
 員の共通の認識になったテーゼがある。それは「いつでも どこでも だれでもできる国語科学習
 指導法の建設」であり「研究は厳しく人間関係はあたたかく」であった。入会を希望する人は誰で
 も研究の同士として歓迎する。ともに中沢先生の「機能的国語教育論」に学びながら国語教育の不
 易の道を歩いていこう。
                       国語教育科学研究会 元副主宰  岸 源三
                                (現顧問)

          連絡先     kokkaken@kokugokyoikukagaku.jp
          連絡先(国科研HomePage事務局)
          

          
事務局国語教育科学研究会)
          港区立御田小学校内              篠原 敦子
          〒108-0073  東京都港区御田 4-11-38
          Tel 03-3451-3997 Fax 03-3451-3994

         
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